
脊柱管狭窄症が神経や血管を圧迫する病気というのは前回お話ししました。今回は脊柱管はどのようにして狭くなるかについて説明します。
背骨は小さな骨がつながってできていて、骨と骨の間には椎間板という軟骨があります。その椎間板が年を重ねるにつれて減ってきます。特に腰部の椎間板は体重の6割を支えているために老化がはやく減るのが早いです。椎間板は薄くなり減ってくると、後側に出っ張ります。出っ張ると脊柱管が狭くなります。
さらに、背骨の後側には椎間関節という関節があり、それが老化により太くなります。
さらに、黄色靭帯という文字どおり黄色の靭帯が老化により厚みを増して、より一層脊柱管を狭くします。
脊柱管狭窄症は基本的に老化による骨や靭帯の変形が原因ということになります。高齢者が坐骨神経痛などの症状で下肢が痛んだり、シビレたりする場合は腰部脊柱管狭窄症を疑いましょう。


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